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( ^ω^) ギコどののようですお
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/25(火) 23:24:26.06 ID:IHZgkPwc0
戦争の英雄、ギコ


(,,゚Д゚) ギコハハハ!


強さにおいて比類するものなし


(,,゚Д゚) 俺が戦場に出ると、敵兵が逃げまわったもんだ!ハハハ!


部下の尊敬を集め、上官の信頼を一身にうけ


(,,゚Д゚) おら!酒がねえぞ!


VIP国を勝利に導いた英雄、ギコ


(,,゚Д゚) ギコハハハ!


現在95歳

部下も上官も、みな死んだ

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/25(火) 23:25:50.92 ID:7dEf939iO
2Geeeeeeeeeeeeeeet

3 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/25(火) 23:29:06.93 ID:IHZgkPwc0
('A`) はい、お酒です・・・

(,,゚Д゚) さっさともってこい!ひ弱な体しやがって!ギコハハハ!

('A`) ・・・どうも申し訳ありません・・・


(,,゚Д゚) さあ、どこまで話したかな

( ^ω^) ・・・200人の部隊に突撃したとこまでですお

(,,゚Д゚) そうだった!俺が突撃すると、敵が・・・割れた!


ドクオはグラスを洗いながら聞いている。
「戦争の英雄」のヨタ話に耳を傾けたくもなかったが、どうしても聞こえていた。


(,,゚Д゚) そうして俺が槍を悠然と・・・振り回す!と、だ!

( ^ω^) はぁ・・・

(,,゚Д゚) あー・・・20はクビが飛んだな!


('A`) (ウソつけよ・・・)


ツケもたまっていた。

4 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/25(火) 23:33:37.43 ID:IHZgkPwc0
しぶるギコをなんとかなだめて追い出し、ドクオは店をしめた。


( ^ω^) ・・・おつかれだお

('A`) お前がお疲れだよ・・・。哀れんでやるよ

( ^ω^) ・・・お隣さんなんだお

('A`) お前も何で軍に入ったんだか・・・


ブーンは軍人だ。
上官の上官の上官の・・・つながって、なぜかお隣で一人暮らしをしている
老人にたどりついた。

一度話を聞いておこうと思ったのが、マズかった。


( ^ω^) ブーンは軍人になったことを誇りに思ってるお

('A`) ・・・でも、お隣と親しくなったことは残念に思ってるだろ?


ドクオはグラスを磨きながら言った。
ブーンは氷の溶けたグラスをあおり、中身がないことに気づいた。


( ^ω^) ・・・もう一杯くれお

5 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/25(火) 23:40:17.84 ID:IHZgkPwc0
戦争はすでに70年前。
ブーンもドクオも、当然生まれていない。

彼らの両親も生まれていない。

教科書にだって、ギコの名前なんてない。


('A`) ・・・ほら、ヴィペール。ソーダで割るか?

( ^ω^) ソーダはいらないお。ありがとうお


およそ戦争とは無縁な、およそ戦うことのない、
軍人が幼馴染の店で飲んでいた。


( ^ω^) ・・・ブーンは役に立って・・・いや!なんでもないお!

('A`) ・・・


ドクオはグラスを棚に戻す作業の途中で

 ('A`) お前がいてくれて、俺は心強いよ

と、言った。


事態が急変したのは翌日だった。

6 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/25(火) 23:46:16.05 ID:IHZgkPwc0
 「ニューソク国がVIPの海域に潜水艦を送っていることがわかりました」


テレビがそういった。


( ゚ω゚)
(゚A゚)


ドクオの店のランチタイムで、二人は固まった。
周囲の客も固まっていた。


( ゚ω゚) ・・・戦争になるのかお・・・?

(゚A゚) ま・・・さかぁ・・・・


二人の楽観は、その日の夕方、テレビが打ち砕いた。

報道のすぐあと、ブーンは「二時間後に本隊へ集合」と指令を受けた。
二時間で、ドクオのつくるシチューを食べようと思った。


( ^ω^) おいしいお

('A`) ・・・ツケにしておくよ。だから・・・払いに来いよな

( ^ω^) ・・・払いにくるお

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/25(火) 23:47:36.28 ID:ewBgwhev0
支援

8 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/25(火) 23:51:27.89 ID:IHZgkPwc0
午後9時。
ブーンは軍人になっていた。


( ・∀・) 第14連隊はオーロマへ移動!補給路の確保と、前線への牽制を行う!

( ^ω^) はっ!


ブーンは前線の一歩手前に送られた。


そのころ、ギコは国防総省にいた。


(,,゚Д゚) だから!俺が戦ってやるといってるだろうが!

(;´∀`) む、無茶いわないでくださいモナ・・・

(,,゚Д゚) お前じゃ話にならん!上を出せ!




ギコの娘は、いま68歳。
孫たちに囲まれて緩やかに暮らしていた。

父とは疎遠だった。

9 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/25(火) 23:57:12.81 ID:IHZgkPwc0
川,,-Д-) 父はああいう人ですから・・・

川,,-Д-) 申し訳ありません・・・


「お父上を説得していただけませんか」という、役人の求めに、
ギコの娘はこうこたえた。


川,,-Д-) ・・・娘が・・・言うのは、はばかられますが・・・

川,,-Д-) あのとおりの人です

川,,-Д-) だれも文句は言いませんから・・・

川,,-Д-) ・・・


( Д-,,川 窓口の方の手に余るようでしたら・・・


( Д ,,川 望みどおり・・・前線に送ってやってください・・・


役人は神妙な顔で、その言葉を持ち帰った。

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/25(火) 23:58:59.41 ID:BhYkmG+kO
しえん

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/25(火) 23:59:02.51 ID:BKwOlHey0
支援

12 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:00:11.11 ID:oVCOwQWN0
(;´∀`) えー、では、前線で技術指導にあたってもらいますモナ

(,,゚Д゚) ・・・ぎじゅつしどおおおおおお!?

(;´∀`) ・・・はい

(,,゚Д゚) 装備は!?

( ´∀`) えー・・・、技術指導ですので・・・

(,,゚Д゚) ないのか!

(;´∀`) ・・・はいモナ


ギコは憤然として、窓口をあとにした。
屁をするのを忘れなかった。


( ´Д`) くさっ!





翌日、午前5時。

ギコは、古めかしい軍服で若者たちと一緒に並んでいた。

13 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:04:42.98 ID:oVCOwQWN0
/ ,' 3 ではこれより前線へ・・・


(,,゚Д゚) はっ!


/ ,' 3 ・・・向か・・・ってもら・・・う?


(,,゚Д゚) はっ!


/ ,' 3 (なんだこの老人・・・)



ちょうどその頃、ブーンはオーロマに到着した。
緩やかな丘陵がうつくしい、ちょうちょの似合う土地だった。


( ^ω^) おー・・・空気がおいしいお・・・


すぐに設営命令がおり、テントをいくつもたてた。
薪をもらってくるとき、住民に頭を下げられた。

必ず守ると、心に誓った。

14 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:11:15.79 ID:oVCOwQWN0
ギコを含む前線部隊を送る輸送機のなか、ギコはごきげんだった。


(,,゚Д゚) なんだお前ら!実戦経験ないのか!ギコハハハ!


震える者、発奮する者。
どちらもあまり話を聞いていなかった。


(,,゚Д゚) そうだ!俺が200人の部隊に突入したときの話をしようか!ギコハハハ!




ドクオの店では、テレビの報道に皆が目を奪われていた。


('A`) ・・・「大型人型機械」・・・だって・・・?

('A`) それじゃマンガじゃないか・・・

('A`) ニューソクはそんなものを・・・!?


テレビの画面には、繰り返しひとつの映像が映っていた。
大型のロボットが地平線のむこうからやってきて、
手にした銃が光り、一瞬画面が砂嵐になる。

ある時点から、その映像は一切ながれなくなった。

15 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:15:29.54 ID:oVCOwQWN0
ギコをのせた輸送機が、前線へ近づく。
パイロットは滑走路からの信号を待った。

しかし、それは届くことはなかった。

代わりに届いたのは、大型人型機械からの射撃だった。

パイロットは急いで旋回し、オーロマへ向かった。





( ^ω^) あれは・・・なんだお・・・?


空に飛行機がいた。
それは自分のところへ向かっているように見えた。


( ^ω^) ・・・あれ、こっちに向かってないかお・・・?

( ^ω^) ・・・

( ゚ω゚) ・・・!


(゚ω゚ ) ぶ、ぶたいちょー!

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 00:17:23.67 ID:iijfZWeNO
しえん

17 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:22:14.49 ID:oVCOwQWN0
滑走路もなにもない草原に、輸送機は着陸した。
パイロットの必死の操作で、奇跡的に死者は出なかった。


(,,゚Д゚) ふう・・・

(゚Д゚,,) 見事な操船でありました!


コクピットに向かってギコは言葉を発した。



( ゚ω゚) ぇえ・・・なんで・・・


(,,゚Д゚) おっ・・・?なんだ小僧!お前はここに配属されたのか!ギコハハハ!

( ゚ω゚) ・・・はいですお

(,,゚Д゚) まあ、俺が戦い方を教えてやる!安心しろ!ギコハハハ!

18 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:26:20.41 ID:oVCOwQWN0
ギコのいる部隊は一日だけオーロマで準備をし、
前線手前のパラー川の内側に移動した。

ギコは川の向こうに行くべきだと主張したが、
背水の陣を緒戦でしく必要などないと一蹴された。


(,,゚Д゚) バカな!戦争を知らん!


ギコは周りにだれもいないことを確認してから、そう叫んだ。
当然、部隊長は実戦の経験はなかった。


翌朝、ギコは補給を命じられた。
オーロマに戻り、弾薬を持ってくるようにと。


(,,゚Д゚) ・・・はっ!


反対はしなかった。
上官の命令はギコにとって絶対だった。

19 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:32:10.98 ID:oVCOwQWN0
ギコがオーロマへ向かう途中、背中のほうで爆音が聞こえた。
同行する新兵が様子を確認しに戻るべきだというのを、ギコはおさえつけた。


(,,゚Д゚) まず命令が絶対だ。そして、もし攻撃を受けたのなら、もう手遅れだ


新兵は「親友がいるんです」と泣き出しそうな声で言ったが、
ギコは聞かなかった。



オーロマへついたとき、前線が崩壊したと伝えられた。
ひざをつく新兵に、ギコはビンタした。


(,,゚Д゚) 仇をとれ!貴様の魂をぶつけてやれ!


新兵は恨むような顔でトイレへ向かった。
ひとり、トイレで泣いた。


( ゚ω゚) ・・・またいるお・・・

(,,゚Д゚) おお!小僧!

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 00:36:09.22 ID:XGBVKx8P0
支援

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 00:37:10.96 ID:ylIhjFkD0
支援

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 00:38:50.08 ID:eLwRvSp5O
んえし

23 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:40:43.23 ID:oVCOwQWN0
パラー川の前線は壊滅したと、たしかな情報がオーロマに届いた。
いまや最前線となったオーロマは動揺を隠し切れなかった。

そんななか、ギコはひとり気勢をあげていた。


(,,゚Д゚) ここが前線になったならば、やるべき準備があるはずです!


上官はそんな意見を取り上げる余裕もなかった。
とにかく本隊に指示を求めた。


(,,゚Д゚) ・・・!そんな調子で戦争に勝てるとでも・・・!


本隊から「食い止めろ」との簡潔な指令が来たのは翌朝だった。

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 00:40:52.78 ID:hPWLMPg9O
紫煙

25 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:44:21.69 ID:oVCOwQWN0
ドクオの店は夜の10時で閉店していた。
また、昼の11時から13時までは、隔日で閉店していた。

いずれも役所からの指導によるものだった。
電力をカットされていた。


('A`) ・・・これじゃ商売にならない・・・

('A`) ・・・ブーン・・・生きて・・・いろよ!

('A`) お前が帰ってくるまで、この店はなくならない!


皿を拭きながら、ドクオはつぶやいていた。
カットされた分の電力は、太い電線で前線へ送られていた。

26 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:48:21.30 ID:oVCOwQWN0
ギコはさらに後方へ送られていた。
送電線に異常がないことを確認しろとの命を受けていた。


(,,゚Д゚) バカな!送電線に異常があれば、それは前線に電気が届いていないときだ!

(,,゚Д゚) いま調べることに何の意味がある!!



そのとき、オーロマの地面が揺れた。

牧童は不安にかられ、羊を幾頭か逃がしてしまった。
老婆は揺れるコーヒーの水面を不思議そうに見ていた。


( ゚ω゚) おっ・・・あれは・・・!!


大型人型機械が見えた。

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 00:49:52.83 ID:zQLqiubaO
しえん

28 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:51:18.34 ID:oVCOwQWN0
 





(,,゚Д゚) ・・・

(゚Д゚,,) なんだ?あの音は・・・







 

29 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 00:54:27.68 ID:oVCOwQWN0
オーロマにはニューソクの大型人型機械が三体襲い掛かっていた。

対抗する手段もなく、兵たちは逃げまわっていた。

その中にはブーンもいた。


( ゚ω゚) おおおおお!あぶねっ!おおお!


やっと見つけた部隊長は、すでに傷を負っていた。
足に深刻な傷を負っていた。


( ゚ω゚) ぶ、部隊長!どうすればいいんですかお!


部隊長は、的確な指示はだせなかった。

30 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:01:32.71 ID:oVCOwQWN0
何十年もひそかに準備をしていたニューソク。
兵器の開発を地下で行っていた。

実験施設はVIPの反対側に用意した。
屋根をつくり、VIPの偵察をふせいだ。

ニューソクの元帥は72歳。
父を、VIPとの戦争で失っていた。

母から愛情と、憎しみを教えられた。

決して信用してはならない相手がいると教えられた。


だから、必ず勝てる準備をした。

31 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:02:16.19 ID:oVCOwQWN0
眠い

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:02:28.88 ID:KMMP9IHYO
クソニート共、俺は明日仕事だから寝る
俺の為にシッカリ保守してろよ

33 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:09:38.11 ID:oVCOwQWN0
ブーンは部隊長をかついで後方へ向かっていた。
「ドクオにツケを払わないと」と思っていた。

そんなブーンの視界の端に、なにかが映った。


( ^ω^) ・・・ギコじいさん?


森を疾走する影だった。

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:09:59.02 ID:ylIhjFkD0
作者?

35 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:11:50.68 ID:oVCOwQWN0
ギコは視界の端に部隊長の姿を認め、叫んだ。


(,,゚Д゚) 送電線!異常なし!


そのまま走った。
ブーンには気づいていなかった。


武器用のテントに飛び込み、槍をつかんで飛び出した。

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:13:11.63 ID:HrTBd5bO0


37 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:17:09.36 ID:oVCOwQWN0
大型人型機械が友軍を蹂躙していた。

新兵も上官も、伍長も曹長も区別なく、蹂躙していた。

新兵が牧場に「逃げろ」と言いに行く、その背中を光線が貫いた。
せめて牧場に近づけないようにと、おとりになる兵は大きな足で踏まれた。


だれもが、なにかを、守りたかった。そういう場所だった。


その場所に、槍を構えたなにかが飛び込んだ。


(,,゚Д゚) ギコ・ハニャーンである!


叫んだが、だれも聞いていなかった。

ギコはまず槍を大型人型機械の眼前に投げた。
機械のパイロットは、モニターの表示に目を取られた。


(,,゚Д゚) おおおお!かーめー・・・

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:22:43.29 ID:ylIhjFkD0
支援

39 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:23:20.94 ID:oVCOwQWN0
大型人型機械のパイロットが、モニターを見て「槍?」とつぶやいた。


(,,゚Д゚) はーめー・・・・

(,,゚Д゚) 波!!!!


ギコの突き出した両手か光球が飛んで、大型人型機械の足に当たった。
機械はわずかにバランスを崩した。


(,,゚Д゚) ぬうううう!霊丸!


小さな光弾が機械の腕に当たり、機械は巨大な剣を落とした。
轟音が響く。


(,,゚Д゚) いまだ!キン肉ドライバー!


ギコは大型人型機械のまたぐらにもぐりこみ、強引に足を持ち上げた。
そのまま空中に飛び、機械の頭から、地面に突き刺した。


(,,゚Д゚) ナンバーワーン!!


その背後を、別の大型人型機械が狙っていた。

40 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:27:27.81 ID:oVCOwQWN0
ギコは振り返る勢いで、脚を上げた。
そのまま回転し、宙に舞う。


(,,゚Д゚) くらえ!竜巻旋風脚!!


ギコが大型人型機械を昇るように破壊してゆく。
破壊された装甲が、関節各部の作動を邪魔していた。


(,,゚Д゚) 動けないだろう!とどめだ!デンプシー!


ギコがピョンピョンとびながら、機械にパンチを入れていた。




( ゚ω゚) ・・・


上官が「なにがおこっているのか」と聞いた。



( ゚ω゚) ・・・ギコじいさん・・・いや・・・

( ゚ω゚) ギコどののようですお・・・

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:27:45.00 ID:u/dkbujEO
ギコ何者w

42 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:29:14.53 ID:oVCOwQWN0
(,,゚Д゚) 貴様で最後だ!ハーケン・ディストール!!!


ギコは再び手にした槍を、最後の大型人型機械に振り下ろした。















('A`) ・・・おかえり

( メω^) ただいまだお


ドクオは注文を聞かずに、シチューを出した。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:30:03.29 ID:HrTBd5bO0
ハーケンディストールを出されては支援するしかないだろう・・・

44 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:32:03.58 ID:oVCOwQWN0
('A`) ・・・うまい?

( メω^) うまいお

('A`) ・・・鶏肉、それいいやつなんだ

( メω^) どおりで!うまいと思ったお!


戦争終結から一ヶ月。
ブーンはようやく帰ってきた。

ドクオはブーンの右目については触れなかった。
報道で全て知っていた。


( メω^) ふー、ごちそうさまだお

('A`) はい


ドクオは皿を洗いながら、やはり気になって聞いた。


('A`) ・・・

('A`) ・・・あれ、事実?


( メω^) ド事実だったお・・・

45 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:35:51.47 ID:oVCOwQWN0
ニューソクが投入した大型人型機械は三体のみだった。
それで、VIPを制圧できるはずだった。

計算外だったのは、異常に強い95歳の存在だった。


緒戦で大型人型機械を破壊した95歳は、その場で意識を失った。
バケツリレーのような原始的なやりかたで、95歳は首都の病院へおくられた。


ニューソクでは、元帥が解任された。
大型人型機械が破壊されたとの報をうけ、自我を失った。


やがて、95歳の意識は戻らぬまま、兵と兵は戦い、
政府と政府が講和した。


それが一ヶ月前のことだった。

46 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:41:01.08 ID:oVCOwQWN0
ブーンは前線で残務を処理し、牧童の墓に手を合わせ、
老婆に過分な補償をした。

最後にみたオーロマの光景は、来た時とは一変していた。
しかし老婆は「すぐに元通りになる。私の孫が元通りにする」といった。

ブーンは頭を下げ、家へ帰った。




( メω^) いやもう・・・なにがなんだか・・・

('A`) ほんとにあのギコじいさんがやったの?

( メω^) ブーンが見てた限り、ほんとにやったお

('A`) ・・・ばけものだな・・・


( メω^) きっと、いつもここで言ってたホラ話も・・・


('A`) ・・・本当だったってこと・・・?


( メω^) たぶん・・・


そのとき、店のドアが勢いよく開いた。

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:42:21.35 ID:XGBVKx8P0
支援支援

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:45:10.00 ID:HrTBd5bO0
支援

49 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:46:11.35 ID:oVCOwQWN0
(;´∀`) ちょっと!まだ医者から外出許可がでていませんモナ!


ドクオとブーンは、なんとなくわかった。
期待して、入り口に顔を向けた。



(,,゚Д゚) ここのシチューが俺には一番なんだよ!ギコハハハ!




( メω^)
('∀`)


(,,゚Д゚) お!いるな!よしよし、聞かせてやろう!俺の武勇伝!




 ( ^ω^) ギコどののようですお   おわり




川,,-Д-) 変わらないですね、お父さん・・・

50 名前: ◆qLXT0QtpXk :2009/08/26(水) 01:47:16.87 ID:oVCOwQWN0
おわりー!ゲリラ宣言してから寝るー!

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:49:14.79 ID:XGBVKx8P0
乙!

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:50:25.27 ID:iijfZWeNO
でかしたモナ!乙!

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 01:52:47.53 ID:HrTBd5bO0

久しぶりにダイ読み直したくなった